
京嶋 沙和
愛媛大学大学院 理工学研究科 修了
2008年入社
創薬部/主任
Q1 富田に入社を決めた理由は何ですか。
研究開発から上市まで、すべてに携わることができると思ったからです。また、研究テーマに関しても得意とする分野にとらわれず、新しいことに挑戦している会社だと感じたことも大きな理由です。Q2 現在の業務でやりがいはなんですか。
Q3 入社から現在までどのような仕事に携わってきましたか。
Q4 将来、ありたい姿は何ですか。
Q5 仕事での失敗経験を教えてください。
入社3年目、効力評価試験で投与物質を間違えたことがあります。社外で実施した試験であり、かかる費用も決して小さくはないこともわかっていたため、かなり落ち込みました。上司に報告したとき、今後同じような間違いをしないようにときつく注意はうけましたが、同僚やその上司からも「落ち込まなくてもいい、次回から」と励ましの言葉をかけてもらったことを覚えています。それによって気持ちを切り替えることができ、業務に悪い意味で慣れがでてきていたことに気付かされました。今でも業務に慣れてきた時ほど注意が必要だということを、心にとめています。Q6 これまでで最も印象に残っている仕事は何ですか。
開発品について、専門医の先生に実験データを持って相談に行ったことがあります。著名な先生に開発の背景や実験データについて説明をするのは非常に緊張しましたが、とてもいい経験であったと感じています。医師という立場からいくつかの厳しい意見もいただきましたが、医薬品を開発する企業としての責任を感じることもでき、以降の研究テーマ設定や研究を進めていくうえでの考え方などにとても役に立っています。Q7 入社して、一番自分の成長を感じた瞬間は何ですか。
学生時代にはやったことのなかった化合実験や分析、細胞実験、さらには社内規定の作成など様々な経験を積ませてもらうことができ、その都度成長を感じてきましたが、一番はグループリーダーになったときだと思います。それまでとは異なり、他の研究テーマについての情報を得たり、研究部員の仕事ぶりなどを気にかけたりする必要がでてきたため、コミュニケーションの大切さやみんなのモチベーションをあげる難しさも実感することができています。まだまだ未熟なため日々努力している最中ではありますが、一緒に働く研究部員に、必要とされているであろうアドバイスやフォローができたと感じたときは、役職に対する自分の成長とともに人としての成長も感じることができます。Q8 富田はどんな会社ですか。
入社してから今までずっと印象は変わらず、アットホームな会社だと感じます。サークル活動など部署外の人と仕事以外で交流する機会が多くあります。私はゴルフサークルに所属しており、年に数回開催されるゴルフコンペに参加しています。まだまだ初心者なのですが、メンバーのみなさんがいつもやさしく教えてくれます。また、コンペ後の懇親会でも部署や役職の隔たりなく、みんなでわいわいと楽しんでいます。Q9 女性でも働きやすいですか。
働きやすいと思います。産休や育休などの制度も整っており、実際に活用している人もたくさんいます。周りの社員の理解があり、産休明けに復帰しやすい雰囲気もあると思います。また、女性リーダー研修もあり、女性のキャリアアップも積極的にサポートしてくれます。私自身も研修に参加しており、新たな気付きや行動を起こすモチベーションを得ることができるいい機会となっています。Q10 学生へ一言お願いします。
やりたいこと、やってみたいと思うことを妥協せずに、今考える自分にとって一番いいと思える選択をするのが良いと思います。頑張ってください。上司コメント
Q1. 入社から現在まで、どのように成長しましたか。
最初から理解が早く、確実に業務を進めていました。現在は自分の業務だけでなく、グループメンバーの進捗状況も把握できており、リーダーとして頼もしい存在になってきています。Q2. 今後、どのような活躍を期待しますか。
長期テーマが多いので、製品化までの過程をより理解し、新商品実績化に向けて活躍してくれることを期待しています。
リーダーとしてチームをさらに牽引してほしいです。