なぜ富田製薬を志望しましたか?
募集終了後、わざわざ面接を設定してくれた
ドクター在学中、このまま学究の道に進むか、一度は企業を経験するか、どちらの道が自分にとってベストか…と頭を悩ませていました。そんな時、富田製薬の求人案内を発見。無機塩類のパイオニアとして様々な素材を世の中に送り出していると知りました。既に募集期間は終了していたのですが、ダメもとで連絡してみると、快く面接を設定してくれたのです。医薬品は有機化合物だという思い込みがあったのですが、富田製薬はその原薬を無機で化合していると知り、固定観念を崩された気がしました。専攻は多少異なるものの、ぜひ懐が深いここで働きたいと思い、入社を決めました。
私の失敗談
大学と企業では、研究のスケールとスピードが異なる
大学の研究室と企業の研究部門では、生産スケールとスピード感が大きく異なります。大学と異なり、企業では少ない量でも数十kg単位の原料を使用することがあります。その原料をうっかり落としてしまい、危うく上司の足にケガを負わせるところでした。
また、研究の着手から成果を出すまで、スケジュールを意識した行動が求められます。全ての業務には、しかるべき期限があります。失敗したらすぐ検証し、新たな仮説を組み直して再トライ、ということを繰り返さなければ、期限を守れなくなるかもしれません。私たちの生み出す素材を、多くの人が待っています。確実に社会に貢献するためにも、常にスピード感を持った行動を心がけています。
心に残る言葉
「真の研究者だね」
入社2~3年目で取り組んだピロリン酸第二鉄で、特許を取得しました。体内吸収性を高めつつも苦い味のしないピロリン酸第二鉄の開発に成功したため、製法なども含めて出願を行ったのです。私が担当を離れた後も先輩や同期がテーマを継続してくれ、研究着手から4年弱で権利化に成功しました。この成果に対し、同僚が「真の研究者だね」と言ってくれたのです。その言葉を聞き、やってきたことは間違っていなかった、と研究に自信が持てるようになりました。ピロリン酸第二鉄は今も当社の主力の一つで、食品素材として利用されています。