Tomita

Model01 研 究
S.W.さん

メンバーとともに
新たな価値を
創造する

研究本部 
主任
S.W.さん

2011年 新卒入社

九州工業大学大学院
工学部 修了

SCROLL

なぜ富田製薬を志望しましたか?

募集終了後、わざわざ面接を設定してくれた

ドクター在学中、このまま学究の道に進むか、一度は企業を経験するか、どちらの道が自分にとってベストか…と頭を悩ませていました。そんな時、富田製薬の求人案内を発見。無機塩類のパイオニアとして様々な素材を世の中に送り出していると知りました。既に募集期間は終了していたのですが、ダメもとで連絡してみると、快く面接を設定してくれたのです。医薬品は有機化合物だという思い込みがあったのですが、富田製薬はその原薬を無機で化合していると知り、固定観念を崩された気がしました。専攻は多少異なるものの、ぜひ懐が深いここで働きたいと思い、入社を決めました。

どのようにキャリアを積んできましたか?どのようにキャリアを積んできましたか?

どのように
キャリアを積んで
きましたか?

1~5年目若手の頃

高機能のピロリン酸第二鉄開発に着手

1年目は、液晶や電池材料として使用される精製剤や原料のプロセス開発に取り組みました。その後、ピロリン酸第二鉄の体内吸収性を高める開発に従事しました。ピロリン酸第二鉄は人体に鉄分を補充する素材で、粉ミルクやミネラル補助剤に含まれています。ピロリン酸第二鉄自身は味がないのですが、体内吸収性を高めるように加工すると苦い味が出てしまいます。そこで、吸収性を上げつつも味がしない、新たなピロリン酸第二鉄の開発に着手しました。

6~10年目ひとり立ちの頃

自立的に行動できる研究者に成長

4~5年目は、ある分野の創薬研究を行っていました。着手のきっかけは、社内で実施される新素材開発のプレゼン会です。そこで、ある薬をテーマにした私の提案に当時の研究本部の取締役が興味を持ってくれ、研究がスタートしました。
その創薬研究に4年程度注力。そして10年目を迎え、慢性腎臓病の治療薬研究にあたることになりました。この頃からは、上司の指示がなくとも自立的に行動できる研究者になっていました。

どのようにキャリアを積んできましたか?

11年目~現在中堅の頃

腎臓病の合併症治療薬を担当

10年目から始めた慢性腎臓病の創薬研究を継続。現在は、腎臓病関連の合併症治療薬に関わる有機化学合成を担当しています。私たちが取り組んでいるのは、腎臓病がこれ以上重篤にならず現状を維持でき、生活の質を大きく変えずに過ごせるようにするための薬です。
その頃、主任に昇進。各メンバーの研究の進捗を把握し、情報交換を行いながら、チーム全体の底上げを図っています。私が蓄積してきたスキルや知識をどんどん吸収し、自分の研究に役立ててもらいたい。そう考えてメンバーを指導しています。

どのようにキャリアを積んできましたか?

私の失敗談

大学と企業では、研究のスケールとスピードが異なる

大学の研究室と企業の研究部門では、生産スケールとスピード感が大きく異なります。大学と異なり、企業では少ない量でも数十kg単位の原料を使用することがあります。その原料をうっかり落としてしまい、危うく上司の足にケガを負わせるところでした。
また、研究の着手から成果を出すまで、スケジュールを意識した行動が求められます。全ての業務には、しかるべき期限があります。失敗したらすぐ検証し、新たな仮説を組み直して再トライ、ということを繰り返さなければ、期限を守れなくなるかもしれません。私たちの生み出す素材を、多くの人が待っています。確実に社会に貢献するためにも、常にスピード感を持った行動を心がけています。

心に残る言葉

「真の研究者だね」

入社2~3年目で取り組んだピロリン酸第二鉄で、特許を取得しました。体内吸収性を高めつつも苦い味のしないピロリン酸第二鉄の開発に成功したため、製法なども含めて出願を行ったのです。私が担当を離れた後も先輩や同期がテーマを継続してくれ、研究着手から4年弱で権利化に成功しました。この成果に対し、同僚が「真の研究者だね」と言ってくれたのです。その言葉を聞き、やってきたことは間違っていなかった、と研究に自信が持てるようになりました。ピロリン酸第二鉄は今も当社の主力の一つで、食品素材として利用されています。

徳島の休日

私は自然の豊かな所が好きなので、敢えて会社から30km離れた徳島県の西側で暮らしています。ここからだと、大歩危峡もすぐ近くで、自然の迫力ある景色が堪能できるのです。大川原高原や焼山寺から見下ろす風景も、とてもいいですね。ちなみに会社には、車で大体40~50分かけて通勤しています。混雑もほぼないし、ドライブが好きならむしろ快適ですよ。

徳島の休日

1日の
スケジュール

8:20
出社、朝礼、掃除
9:00
メールチェック、実験計画の再確認、合成準備
10:00
合成の反応終了を待つ間、部下とディスカッション
12:00
昼休憩を取りながら、反応の様子を観察
13:00
反応の精製を行い、サンプル分析
15:00
分析結果をもとに、翌日の実験を計画
17:00
退勤

富田製薬を
志望する
みなさんへ

私は徳島出身ではないので、入社当初は地域文化の違いに違和感を覚えたり、方言がよくわからなかった時期もありました。しかし富田製薬の従業員はみんなとてもフレンドリーで、私が何か戸惑っていても、優しく接してくれたおかげで、徳島に馴染むことができたと感じています。このフレンドリーさは、富田製薬の大きな長所。だからみなさんも、安心して飛び込んできてください。

S.W.さん